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【ブログ】味わいと雰囲気を生かして継続的に集客できるか~古民家カフェ~

◎事業化するメリット

古民家カフェは、近年はおしゃれな店づくりのスタイルとして人気を得ています。

趣のある内外装、木の温もりなど、ゆったり過ごしたくなる雰囲気はカフェならではでしょう。

「京町家」という古民家ブランドを生んだ京都では、観光資源の一つにもなっています。

事業化する初期投資はケースバイケースですが、

たとえば、客席をDIYして費用を抑えつつ、味わいを演出したり、

本格的な厨房設備がなくても家庭用の厨房機器で開業することも可能です。

そして、少ない資金しかない場合でも、

古民家カフェならではのメリットに官民からのフォローが挙げられます。

また民間の動きも盛んになっており、

空き家活用の業者と連携するケースも増えています。

地元クリエイターらに協力してもらうなど、

業種をまたいで個性豊かな町づくりを行うものです。

開業希望者に任せる形になりますが、空き家を業者に登録しておけば、

物件ごとに活用プランが提案され、気に入ったプランを採用することができます。

 

◎事業化するデメリット

もちろん、どんな空き家でもカフェに再利用できるわけではありません。

近年はコンビニの100円コーヒーをはじめ、

大手FCなど競合が多く、新規参入カフェの廃業率も高くなっています。

開業の際、まず必要になるのは保健所への営業許可申請です。

構造や設備が決められた基準を満たす必要があります。

とくに築100年近いような古民家の場合、厨房の衛生面での検査をクリアするとなると、

水回りや電気設備の改修工事が必要になる場合も少なくないでしょう。

商売を継続するうえでデメリットになるのは競争が激しいことです。

カフェ経営は参入障壁が低いこともあり、競合店が出現しやすいのです。

古民家カフェも増えているので、既存店に勝る魅力ある店づくりが欠かせません。

 

◎営業のポイント

空き家を再利用する場合、どこにお金をかけるかが大きなポイントになります。

内装をガラリと変えてしまう方法もあれば、元の家のつくりのよさを生かす方法もあります。

近年は、家の構造やつくりなどを踏まえて、

カフェの一部にシェアハウスやシェアオフィスを併設しているケースなども増えていますので、参考になるでしょう。

 

◎実務のポイント

古民家カフェの実務でポイントになるのは維持管理です。

とくに大きな空間の古民家では空調が効きにくく電気代が想像以上にかかったりします。

電気容量が足りない場合は工事が必要になり、費用も馬鹿になりません。

また埃がたまりやすい、すきま風が入るなど、

日常的な手入れが欠かせないことも念頭に入れておきましょう。

古民家カフェに限りませんが、リピーター客の獲得や、他店との差別化は欠かせません。

フードメニューには無農薬野菜、コーヒーはこだわりの豆を使うなど、

いかに質のよいものを仕入れられるかがポイントになります。

そして、リピートしてもらうためには、利用客を飽きさせない工夫も必要です。

カフェに多くの人を集めて、

イベントを開催するコミュニティのような役割も果たすようになっています。